心のデトックスー筆記エクササイズで心のストレスを軽減させる

筆記エクササイズ 心のデトックス Books
この記事は約10分で読めます。

誰しも心にストレスがかかっていると思います。

マイナスな事が貯まって貯まって爆発する人もいるでしょう。

僕自身もそうでした。

働いて働いて・・・働き続けて

心が壊れました。

現在はブログを書いたり、ひとりキャンプを始めたり色んな挑戦ができるまで回復しています。

今は仕事をしながら未だ通院していますが、はたから見たら恐らく普通に生活ができていると思います。

そんな僕が実践している心のデトックス法を紹介します。

それは「吐き出しのデトックス」筆記エクササイズです。

筆記エクササイズで心のデトックス

筆記エクササイズ 心のデトックス

僕自身心の病になり、実践している、実践し続けているないようです。

本の引用になりますが、1つ紹介しておきます。

ワシントンの医療センターで末期がん患者に対して行われた筆記エクササイズについての研究を紹介します。

筆記エクササイズは20分という決められた時間で、「がんが自分たちの何を変えた方、そしてその変わったことに対して自分はどう思うか」を記述する簡単なものです。

結果、筆記エクササイズ参加者の49%が「病気に対する考え方が変わった」と答え、38%が「今の病気の状態に対する気持ちが変わった」と答えました。

特に、若い患者、そして最近がんと診断された患者に、高い効果が認められました。

引用元:アウトプット大全

実際、僕も毎日日記と言うほどではないが、思った事や辛かった事を書きだすようにしています。

筆記エクササイズで楽になったとかはわかりませんが、過去から考えると表現できるだけでもマシになっていると感じています。

一番つらかった時期から比べたら、実際に心は楽になっています。

少なくとも筆記エクササイズで心のデトックスはできていると感じています。

 

実践している内容

実践している7ルール

ほとんど毎日寝る前に、僕はiPadのノートアプリ「Goodnote」を使って、頭の中のもやもやを書きだします。

嫌な事や辛かった事、失敗したことなど、なんでも書き出せるだけ書き出します。

思った時は寝る前じゃなくても、メモをするようにしています。

僕の中でのルールを紹介しておきます。

 

ルール1 書き出す内容は文章にならなくてもいい

文章で書こうとすると、うまく文章にできないなど余計に負荷がかかるので

絵で描いたり、単語だけだったり形式にはこだわらない。

なんなら記号でもいいです。

「?」「・・・」それでもいいです。

〇や×なんかでもなんでもいいです。

僕は単語に◎や×を書いていたり、「⤵」「⤴」なんかも書いています。

文章にこだわらず思ったまま書いてみよう

 

ルール2 書けない日が出ても、自分自身を責めない

もちろん、書けない日もあります。

何にもする気がおこらない。

そんな時は書かなくてもよいとしています。

書けない日を後悔するより、次の日にその事を書けばいいだけ

次の日に思い出せないなら、それはそれでよかったんだと思う。

「昨日は書けなかったが今日はかけた◎」

 

ルール3 必ず日付を書く

見返す事はほとんどありませんが、日付を書いています。

ふと、見返す事があった時に日付が書いていると思いだしやすいからです。

たまに見返すと、その時の心の状態を50点とした場合、今日は何点なんだろうって思うこともあります。

大抵そんなに低くなることはなく、50点以上になっている事が多いと思います。

見返す時はつらかった時や苦しかった時などが目に入ってきます。

良い時も目に入るときもありますが、その時は「こんな時もあったんだから、いつかもっと良い時がくる。」そう思うようにします。

つらかった時、苦しかった時と比較をしてみよう

 

ルール3 できるだけ手書きをする

iPadで書いているが、出来るだけ手書きする。

iPadじゃなくても、手帳でもなんでもいいと思います。

手書きの方が、文字の大きさや文字の汚さによって、その時の感情を表現できるからです。

別に無理して綺麗な字で書いたところで見返す事はあまりしないし、もし見返す時はその時の感情がわかります。

僕はiPadに書いていますが、もし紙とペンで書きたい人は1冊ノートを作ってみてください。

手帳でも日記帳でもなんでもいいのですができるだけ1冊にまとめておくことをおすすめします。

ちなみに、僕が使用しているアプリは「GoodNotes5」です。

恥ずかしいですが、ノートに名前を付けています。

そのノートの名前は「脳内整理」

筆記エクササイズGoodnotes

 

GoodNotes5」はiPadを使っている方ならおなじみのノートアプリです。

有料アプリですが、使い勝手を考えると最高のアプリだと思います。

別にメモアプリでも問題はないので、自分に合ったアプリやノートをお使いください。

 

手書きで丁寧に書こうとせずにその時の感情で

 

ルール4 「だったらこうしてみたら?」

嫌な事や苦しい事があった時、客観的な目で自分をみて

「だったらこうしてみたら?」と自分に問いかける。

否定やネガティブな言葉を公定やポジティブに変えてくれる魔法の言葉だと思っています。

 

「だったらこうしてみたら?」は「下町ロケット」のモデルのモデルにもなった植松勉さんの言葉です。

TEDxSapporoの伝説のスピーチともいわれている、TedxtalksのYoutubeで689万回以上も再生されています。

一度聞いてみてください。

僕はこれを見てから、人にだけでなく自分に対しても「だったらこうしてみたら?」を問いかけてみる事をしています。

不安な時代に踏み出すための「だったらこうしてみたら?」
TEDxSapporoの伝説のスピーチがYouTubeで500万回を超える再生数に!! 「人の自信や可能性が奪われない社会」をつくることが夢という「下町ロケット」のモデルの著者が、夢の前に壁があらわれたときの乗り越え方を伝えます。植松さんは...

 

「夢をかなえるゾウ」のガネーシャの教えの「運がいいと口に出して言う」と同じく、自分の頭の中で良くなるようなアイデアが出てくることがあります。

プラスに変える魔法の言葉を使ってみよう

 

ルール5 よかった事、嬉しかった事、できた事など良い事も書く

毎日嫌だったり苦しかったりしている訳ではない。

また、少しぐらいはいい事もあったはずです。

だから書き終わりは、できるだけポジティブな事を書く。

人は過信すると、落ち込んだりネガティブになったりすると僕は思っています。

自分を過少評価することで、出来なかった事が「なんでできない」じゃなく「もっと頑張らないと」と思えると思います。

明石家さんまさんが先日「アメトーーーク」でも言っていました。

「落ち込んだ事がない」

「そんな人いる?」って思えるかもしれませんが、落ち込むって事はうまくできなかった自分がなんでできないんだと思うからだと思います。

明石家さんまさんの言葉「俺は自分の事を過信してない、だから落ち込む事もない」

よかった事、嬉しかった事、できた事など良い事も書く

 

ルール6 書く時間は就寝前、しかしこだわらない

書く時間は”ある程度”決めています。

それは習慣化するためには、”ある程度”時間を決めておいた方が続けやすいからです。

2週間もすれば、習慣になっていきます。

顔を洗ったり、歯を磨いたりするようなものになっていくと思います。

しかし、あまり時間にこだわる必要はないです。

余計なストレスを掛けない程度にしておくとよいと思います。

つらい時、苦しい時にすぐ書いてもいいですし、夜寝る前まで心に残っている事だけ書き出してもいいと思います。

自分に余計なストレスを掛けない事がポイント

 

ルール7 その日の終わりは自分を褒める

これがいいのか悪いのかは、正直わかりません。

しかし、今日を一日頑張った自分がいます。

自分自身を褒めてください。

今日頑張った者だけが、明日を迎えられます。

漫画やアニメ・映画のカイジをご存じでしょうか?

地下労働をするカイジの班の班長の言葉で

明日からがんばるんじゃない!

今日…今日だけがんばるんだ!

今日をがんばった者…今日がんばり始めた者のみに

明日が来るんだよ

今日一日を終えた人は、何かしら頑張ったんだと思います。

「生きている」それだけでも自分の体は頑張っていると思います。

少しでも褒めてあげましょう。

実際の中身

一部だけ公開しておきます。

ぼかしを入れていますがこんな感じです。

 

 

最後に

心のデトックスについて紹介しました。

引用したワシントンの医療センターでの研究でもわかるように、吐き出す事で自分のつらさ、苦しみを軽減することができます。

また、アウトプット大全(P214~P215)にはこんな事も紹介されています。

ある心理実験では、Aグループは注射するときに「痛い、痛い、痛い」と言って注射され、Bグループは、注射されるときに何もいわずにジッと我慢しました。

終了後に注射の痛みを数値で評価してもらいました。

そうすると「痛い、痛い」と言ったAグループは、痛みを我慢したBグループと比べ、痛みが5分の1に緩和されたのです。

ただ「痛い」と表現するだけで、「痛み」のストレスが大幅にやらいだのです。

文章であれ、言葉であれ「表現する」事で自分のつらさ、苦しみ、痛みでさえ軽減されます。

もし、これを読んで「そんな事あるの?」と感じたのであれば試しにやってみてください。

面白い結果が待っているかもです。

今回紹介した書籍「アウトプット大全」は学びを結果に変える方法が80個まとめられています。

気になった方はぜひ手に取ってみてください。

 

 

 

 

 

 

 

コメント