暗闇を照らすランタン、キャンプでは必須ですよね。
アウトドアギア開発に携わるエンジニアが教えるLEDランタンの用語について紹介します。
最大光量100lm?300lm?これってなんだ?
そう感じた事はないでしょうか?

「数字が高ければ明るいんでしょ」
間違いではないですが、正確にはちょっと違います。

「じゃーlmなんて読むの?っでなに?」
答えは「lmはルーメン読み、光束を表す値」

「はて?」
疑問に思った方の為に詳しく説明します。
また、最後に個人的におすすめのLEDランタンも紹介しておきます。
最近では実店舗に行かずにオンラインでキャンプギアを購入する事が多いと思います。
そんな方の参考になればと紹介させていただきます。
ルーメン(lm)とは
LEDランタンのスペック(仕様)に見かける lm(ルーメン)
ルーメン(lm)が高ければ高いほど明るい
しかし、同じルーメン(lm)でも明るさが違うように感じることでしょう。
ルーメン(lm)とは明るさではなく光束の値です。
光束、つまり光源の光量を表す値です。
同じルーメン(lm)でも光らせる範囲が広ければ広いほど、場所によっては明るさが違うと言うことになります。
イメージとしては、部屋全体を光らせる部屋の電気とあるポイントを重点的に光らせる懐中電灯では同じルーメン(lm)の光源を使っていてもある部分では懐中電灯の方が明るく感じるようなものです。
明るく感じる値としては、照度計で用いられているルクス(lx)になります。
個人的におすすめのLEDランタン
数多くのLEDランタンを見てきて個人的におすすめのLEDランタンも紹介しておきます。
スノーピーク(SnowPeak)ほおずき
キャンパーなら誰しも知っているスノーピーク(SnowPeak)
代名詞的存在の1つのLEDランタン
初代から考えると10年以上のロングセラーとなっています。
スペック
サイズ:φ107x87mm(コード部を含まず)
重量:165g(電池を除く)
最大光量:100lm
メリット
画像引用:スノーピーク
広範囲を照らす優しいひかり。
テントに吊るす、反転させフックを土台にしてテーブルに置いたり床に置いたり
自由度がかなり高いLEDランタンです。
デメリット
個人的に最大の欠点としては、電池が必要と言うところ。
2代目ほおずきはバッテリーパックが別売で充電電池を使用できるが単体では電池が必要。
非常時を考えると電池で光るのはありがたいが、電池の予備を常に持っていないといけない。
実際、停電時にすぐに使ったこともあるので、一概に電池を使用できる事は悪い事ではない
初代ほおずきに関しては、単三電池4本。2代目は単三電池3本必要。
バッテリーパックはスノーピークオンラインストアーで¥5,390(税込み)<2022年12月10日時点>で販売。
※1月11日よりスノーピークの商品は一斉値上げをすると告知がありましたので、購入を検討の方はお早めした方がよいでしょう。(2023年の価格改定についてお知らせいたします。<スノーピークHPにて2022年11月14日発表>)
あとはサイズが持ち出すにしてはちょっと大きいすぎるところ。
シェードは外せるので外したところでかなり大きいです。
兄弟ギアとしてたねほおずきがラインナップされており、サイズ感で悩んだ方はたねほおずきをおすすめします。
たねほおずきは、単三電池3本必要です。また電池・・・
しかし、ゴム製のループにマグネットでホールドできるため使い勝手はかなりよいです。
まとめ
今回はLEDランタンのルーメン(lm)について紹介しました。
他にもLEDランタンのスペックに記載されている、色温度についてもまとめたいと思います。
細かい事は気にせずにスペック表のルーメン(lm)が高ければ高いほど明るく光ると思っていても間違いではありません。
LEDランタンを選ぶ際の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
※おまけ※
Youtubeも始めました
まずは練習動画ですが、1分だけ観て行ってくださるとうれしいです。
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