こんにちは、こんばんは、しんです。
読書好きの僕が教えるおすすめ小説を紹介します。
その小説は”「騙し絵の牙」作:塩田武士”です。
おすすめしたいポイントは「あてがき」の小説である事でしょう。
最後が想像もつかない結末が待っています。
また、映像化もされており内容が少し異なります。また、結末も。
それでは紹介します。
あてがき
「あてがき」とは何かご存じでしょうか?
あてがきとは、役を演じる俳優を決めておいた状態で書いたものです。
この小説では、大泉洋さんを主演として書き起こしたものです。
この小説が生まれた経緯
この小説は雑誌「ダ・ヴィンチ」の表紙に大泉洋さんを起用するごとに、出版社から「何かお薦めの本ない?」訊いていたことから「映像化されたら、僕が主演でできるような作品をね」というひと言が定番になったようです。
そこで、大泉洋さん曰く「編集者もめんどくさくなったんでしょうね、”じゃあ、もう私が大泉洋さんを主人公にした小説を作ります!”」と言ったようです。
これが、主演小説の始まりになったようです。
※本小説後書き参考
あらすじ
大手出版社「薫風社(くんぷうしゃ)」でカルチャー誌の編集長を務める速水輝也(大泉洋さん)。
笑顔とユーモア、ウィットに富んだ会話で周囲を魅了する男の物語です。
ある夜、上司から廃刊の可能性を匂わされたことを機に組織に翻奔(ほんろう)されていくいきます。
社内紛争、大物作家の大型連載、企業タイアップ・・・。飄々(ひょうひょう)とした「笑顔」の裏で、次第に「別の顔」が浮かび上がる。
廃刊に追い込まれていく中、騙されているのは誰か?
怒涛(どとう)の結末は?
映像化
主演小説として書き起こされた物語ですので、映像化もされています。
小説を読んでいても、どうなっていくのか想像がつかないです。
小説とは違う?結末はいかに。
個人的な感想
あてがきの小説を読むのは初めてのことでした。
いつもなら、自分で想像した主人公の人物像から当てはまりそうな俳優を想像しながら読んでします。
しかし、これは小説を読む時にはもうすでに想像できています。
イメージが浮かびやすく、話し言葉なども声が聞こえてくるかのように読んでいけます。
あてがきの面白さにどっぷりとハマりました。
実際内容もこれからどうなるんだろう?どうするんだろう?などわくわくそわそわしながら読み進められました。
結末をいうと、実際に読んだときに面白さが伝わりにくいので伏せておきます。
まだ、映像化されていますので本を読んだ後でも、映像を見た後からでも楽しめるないようとなっていると思います。
最後に
今回は「騙し絵の牙」を紹介しました。
この小説を知らなかった人は、一度読んでみてはいかがでしょうか?
小説はちょっとと思う方は映像をチェックしてはいかがでしょうか?
小説と映像では結末は異なるところが面白いポイントにもなります。
おすすめ小説は、これからも不定期に紹介していこうと思います。
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