学生さんの本業は「勉強」社会人になってからも常に「勉強」は付きまといます。
成長するために必要な「勉強」
勉強時間をしっかりとっていてもなかなか成果があらわれない。
そんな悩みを抱えている人が多いと思います。
僕自身もその一人だと思っています。
本はたくさん読んだり、知りたい情報や得たい知識を調べたりし勉強をしています。
しかし覚えていたり、実践できているものは少ない事を身をもって体感しています。
今回紹介するのは、「インプット」:「アウトプット」の比率について紹介します。
コロンビア大学で行われた実験の結果を踏まえて説明したいと思います。
「インプット」「アウトプット」
まず先に、「インプット」「アウトプット」の定義を説明します。
「インプット」
インプットとは「読む」「聞く」ことを指します。
教科書や情報を読んだり、セミナーで話を聞いたりすること。
「インプット」だけでは人は成長をしません。
脳に入って、いつもの間にか忘れてしまうことでしょう。
「アウトプット」
アウトプットとは「話す」「書く」「行動する」ことを指します。
知った情報を人に話したり、ノートに書きまとめたり、実際に試してみたりすること。
「インプット」と「アウトプット」の大きな違い
一言でいうと「運動」であるということです。
コロンビア大学での実験
コロンビア大学での実験を紹介します。
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士が行った実験です。
小学2年生から中学2年生までの100名以上を対象に「紳士録」(人名年鑑)に書かれている暗唱するように指示しました。
子供たちに与えられた時間は9分間
「覚える時間」(インプット時間)と「練習する時間」(アウトプット時間)の割合は、グループ異なる時間が指示されました。
最も高い結果を出したのは、約40%「覚える時間」に費やしたグループでした。
年長の生徒になると「覚える時間」が少なくて済むようになり、「覚える時間」に約30%の時間を費やしたグループが高得点をとりました。
アウトプット比率でいうと、初心者は6割、熟練者は7割の時間をがアウトプットに振りわけるのが、効果的な勉強・学びの方法といえるのです。
「インプット」:「アウトプット」=3:7
心理学者アーサー・ゲイツ博士の実証実験をみてもわかるように
効率的に成果をあげるには
「インプット」:「アウトプット」=3:7
多くの人は「インプット過剰/アウトプット不足」に陥っており、それこそが「勉強しても成長しない」最大の原因ともいえます。
インプットとアウトプットの黄金比は3対7
インプット時間の2倍近くをアウトプットに費やすように意識しましょう。
学びを結果に変えるアウトプット大全
今回紹介した内容は学びを結果に変えるアウトプット大全ものになります。
著者は精神科医樺沢紫苑
樺沢紫苑さんはメルマガ、Facebook、Youtubeなどでも毎日投稿されています。
アプトプットを実践し続けている個人的にもすごいと思える方です。
年間2~3冊の出版しており、毎日3時間以上は執筆されているそうです。
まとめ
今回は「インプット」「アウトプット」成果を出す比率は
「インプット」:「アウトプット」=3:7
と言うことを紹介しました。
皆さんの中に、読書や勉強、インターネットでの情報収集していてもなかなか成果が上がらないと、感じられている方が少なくないでしょう。
インプットしたら、アウトプットする。
インプットの2倍以上アウトプットを心掛けながら行うと、成果が出やすい黄金比3対7
「インプット」:「アウトプット」=3:7
に近づくことでしょう。
僕も実践していこうと思います。
今回紹介した本の内容は、まだ導入あたりのものをピックアップしました。
実際にアプトプットはどうすればいいのか?など気になった方はぜひこの本を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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