【ロードバイク】難しい?自転車交通ルール(交差点)

ライフハック
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自転車の道路交通法が2024年11月1日に改正されました。

自転車の交通ルールって誰が教えてくれるの?

でも、知らないでは済まされないようになっています。

自転車のルールって難しくない?って思われる方も多いことでしょう

私自身調べるまでは思い込みや知らなかった事が多かったです。

サイクリングを楽しんでいる時に、捕まったら楽しいはずのライドも楽しめなくなります。

ロングライドや旅だけでなく、自転車通勤・通学などで捕まらないようにルールを紹介します。

今回は交差点を中心の紹介します。

 

自転車は軽車両

自転車は軽車両です。

つまり、走行はするのは基本的には車道左側

右側の走行は逆走となります。

歩道の走行は例外と覚えておいた方がよいと思います。

標識のある歩道に関しては自転車は走行可能ではありますが、あくまで歩道

歩行者は優先です。

 

 

歩道を走行する際は車道側を、速やかに止まれる速度(約8km/h)で走行する。

また歩道では相互走行可能です。

自転車とすれ違う際は左側通行する

路側帯、駐停車禁止路側帯に関しては、走行可能ですが右側を走るのはNGです。

 

歩行者用路側帯(白二重線)のある場合は、車道のみ走行可能です。

引用元

自転車の交通ルール 警視庁

自転車の通行方法等について/大阪府警本部

 

交差点(信号あり)横断方法

個人的に難しいと感じた交差点の交通ルールです。

調べるまで全く分かっていませんでした。

まず、どの信号をみればよいのか?

正解は場所により異なる

車道を走行中においても2灯式の信号機に”歩行者・自転車専用”の表示がある場合は、こちらに従わなければいけません。

また、その際は自転車横断帯がある場合は、そこを走行しなければならない。

 

自転車横断帯が無い場合は、歩道を歩行者の通行の妨げずに横断しなければならない。

歩行者の妨げになる場合は、自転車を押し歩きする。

 

自転車横断帯は大阪では少しずつ整備され、自転車横断帯ではなくブルーのラインで自転車ナビラインが増えてきました。

 

歩道を走行(通行)時は、2灯式信号に”歩行者・自転車専用”の表示有無に関わらず、これに従わなければならない。

 

 

車道を走行中においても2灯式の信号機に”歩行者・自転車専用”の表示がない場合は、3灯式の車両用信号に従うとなります。

 

また、自転車は基本的に車道左側車線を走行しなくてはいけない為、左折専用レーンの場合そのレーンを走行し直進します。

左折車に巻き込まれないように細心の注意が必要です。

 

もし怖いと思った場合などは、歩道を走行するか左折し迂回するようにするとよいでしょう。

交差点を右折する場合、自転車は基本的に2段階右折をしなければなりません。

 

交差点(信号なし)横断方法

信号がない交差点では、どうすればよいでしょうか?

横断しようとしている歩行者がいたら、停止線手前で止まる

右折は2段階右折するようにショートカットせずに右折する。

 

見通しの悪い交差点では、徐行して安全確認後横断する。

 

車やバイクと同様です。

自転車横断帯や自動車専用レーンがある場合は、それに従わなければならない。

 

自転車事故で自転車の過失割合100:0になった事例

自転車と車の事故であっても、自転車の過失が認められた事例を紹介しておきます。

事故があったのは、兵庫県西宮市の交差点

10歳の児童が運転する自転車と車が衝突しました

事故が起こった交差点は見通しの悪い信号のある交差点

車側の信号は青、自転車側が赤

交差点事故

 

車は見通しの悪いこともあり、青だったが見通しも悪いことから一旦停止後徐行し横断

自転車は赤信号ではあったが木で信号が見えにくかったという

しかし、過失割合は自転車:車は100:0となった

車はこれ以上できない安全運転をしていたのにも関わらずに事故に出くわしたという事でした。

三井住友海上のHPで紹介されていたものを引用すると

信号がなく道幅が同じ交差点に、車もしくはバイクと自転車が共に直進で進入して衝突した場合、基本の過失割合は「A:B=20:80」(Aが自転車、Bが車もしくはバイク)となります。

三井住友海上のHP引用

最後に

自転車の道路交通法が2024年11月1日に改正されました。

自転車のルールは運転免許制でないので自身から知ることが大事になってきます。

しかし、覚えていないだけで恐らく小学校などで交通安全の勉強はしたと思います。

交差点では特に事故が多く死亡するケースもあります。

自転車を楽しく乗るために事故だけは避けておきたいところです。

まずは、自分自身も気をつけておきましょう。

特に注意すべきは見通しの悪い交差点では信号は守るのは当然として

いつでも止まれる準備をしておくとよいでしょう。

サイクリングロードや自転車レーンやナビラインがある道を走ればより楽しく乗れるでしょう。

今回は交差点でのルールを中心に紹介しました。

個人的にもロードバイクに乗るようになってから、ルールについて色々調べて勉強しました。

ルールを知らずに、違反をしていたことも多々ありました。

また、道路交通法だけでなく各自治体の定める地方自治法にも自転車ルールがあります。

各自治体のルールについては、地域警察のHPを確認する事や

直接警察の交通課に相談してもよいと思います。

昨年(2023年)に大阪から東京まで自転車で旅をしましたが、行く前に大阪・奈良・京都・三重・愛知・静岡・神奈川・東京の地域警察のHPで自転車ルールを調べて行きました。

一般社団法人 地方自治研究機構に都道府県の条例がまとめられてますので紹介しておきます。

ルールを守って楽しく安全にライドを!

今回は以上となります。

誰か1人でも参考になれたら幸いです。

 

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