メタバースとは-Ep2~2D仮想空間・アメーバピグpigg~
ここでは、日本における最初のメタバースだと思われるサービスを紹介していきます。
それはアメーバブログ(アメブロ)に紐づいているアメーバピグです。
アメーバピグはどんなサービスだったのかいつ誕生したのかを紹介していきます。
アメーバPigg(アメーバピグ)
サイバーエージェントが2009年2月にプログサービス”アメーバブログ(アメブロ)”に追加する形でサービスを開始しました。
会員登録すると自分自身のアバターや自分の仮想の部屋をもらえます。
アバターは自分そっくりに自分でカスタマイズできます。
顔のパーツや眼鏡や髪型を変えて自分好みにカスタマイズできます。
もちろん、色も変えることができるのでカスタマイズ性はかなり高いです。
部屋も自分なりに色々アイテムを手に入れて部屋を装飾することができます。
色々な場所にコミュニティーがあり、チャットでコミュニケーションできます。
2009年の頃はミクシー(MIXI) 、 グリー(GREE) 、 ディー・エヌ・エー(DeNA)3社がソーシャルネットワーク市場に君臨していました。
その市場にPC向け2次元(2D)仮想世界がスタートさせました。
日本でのメタバースの誕生と言ってもいいでしょう。
アメブロ自体は当時500万人のユーザーがいました。
その頃はメタバースとは言われてなかったものの仮想空間でのコニュニティーが浸透しました。
アメーバピグ上では他の人のプロフィールを見る事ができ、友達申請をして友達になることもできました。
渋谷や原宿・ニューヨークなど都市や代々木公園だどの場所を仮想2D空間が作成されていました。
そこで自分の分身であるアバター(ピグ)を操作し観光もすることができました。
また釣りやカジノなどの娯楽もありました。
しかし、PC版は2009年2月より開始され10年、2019年2月で終了となりました。
かなりのユーザー数を抱えていましたので、ユーザーにとってはかなり衝撃が走ったでしょう。
現在はスマホサービスピグ(PIGG)のサービスは行われています。
ここでもコミュニケーションをとることもできるため、遠く離れたピグとやり取りは継続できているでしょう。
ブログからの発展形で生まれたこのメタバースアメーバピグは、国内では大きな市場になっていたことは間違いないでしょう。
PC版アメーバピグが終了になった背景
終了となった背景にはAdobe Flash Playerのサポートが終了したことが考えられる。
Adobe Flash Playerを使用していたことで、同等のサービスに置き換える事が困難と判断したのでしょう。
アメーバピグのまとめ
- 2009年2月にスタートしたメタバース
- 日本のSNS3強君臨する中でスタートさせたサービス
- 自分のアバターを操り仮想空間でコミュニケーションや観光などをすることができる。
今進んでいるメタバース市場の先駆けといってもよいのではないでしょうか?
次回につづき・・・Ep3へ(2022/01/28公開)
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