MADONE SL5(2026)ロードバイク初心者目線レビュー

ロードバイク
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前回紹介しました、増台購入したカーボンロードバイク

MADONE SL5 GEN8についてロードバイク初心者の50才目線で紹介したいと思います。

ロードバイクを始めて2年の通勤や週末ライドしています。

アルミエントリーロードバイクであるDOMANE AL4 GEN3を所有していて

増台でミドルグレードカーボンロードバイクのMADONE SL5 GEN8を購入して

実際にどうだったのか、どう感じたかを紹介します。

ちなみに、ロードバイクを始めて1か月後には静岡まで行きました。

【ロードバイク旅】初めてのロードバイク旅~ルート(経路)日程
この記事では、大阪から東京へ自走で500kmを3日間で走破するロードバイクの旅について紹介されています。旅の目的は息子の試合応援で、ルートは国道1号線を基に計画。宿泊は日々の状況に応じて決定し、予算は新幹線代以下に設定。サイコンやスマホナビを活用し、初心者でも安全に走行できるよう工夫しています。

MADONE SL5 GEN8増台して実際どうなのか?

DOMANE AL4 GEN3でロードバイクを始めて約2年

通勤や週末のライドで400~800km程度走っています。

そんな初心者ローディーがMADONE SL5 GEN8を増台して乗り出してどうだったのか?

はっきり言ってDOMANE ALとは別物でした。

軽量を求めて購入したものの、軽さは当然感じると思っていましたが

それよりも言語化すると、前から引っ張ってもらってる感覚です。

「楽に、より速く、より遠くへ」

この言葉がしっくり来るものでした。

DOMANE AL4 GEN3では重さの慣性で速度が伸びていく感じで

タイヤをハイエンドに変えてからはある程度の速度維持はできるようにはなっていきました。

MADONE SL5 GEN8では軽さとエアロの融合としているMADONE SLRのジオメトリーそのままにミドルグレードでコンポーネントは105 機械式12速

タイヤも初めからチューブレス仕様と低圧で乗れて乗り心地も抜群

それもあってかロングライドをしても疲れにくいと感じました。

短いヒルクライムをしましたが、DOMANE AL4 GEN3のタイムを更新できず

軽さが正義ですが、乗りなれていないのもあってそう簡単には2年のハンデは越えられない。

 

DOMANE AL4 GEN3の現状の装備

  • タイヤ:P-ZERO RACE-RS 28mm(チューブレス仕様)
  • ステム:-17°×90mm(スペーサー無し/コラムカット済)
  • ハンドル:Elite IsoZone VR-SF 360/380㎜
  • 重量:測定はしたことはないがカタログスペック56サイズで10.45㎏

慣れは必要,ロードバイクはエンジン次第(自分の力)

 

クランク長の変化

購入後に気付いた事でDOMANE AL4 GEN3(52サイズ)ではクランク長170.0mm

MADONE SL5 GEN8(Sサイズ)のクランク長165.0mmとクランク長が短くなっていました。

テコの原理でクランクにかかるパワーが数パーセント下がる事になります。

しかし、その分くるくる回せる。

上死点時の窮屈感がないのでクランクが短くなるとペダリングが楽になったと感じました。

2度目の短いヒルクライムではDOMANEの時と同タイムを記録することができました。

ログをみると後半は明らかにMADONEの方が速かったです。

クランク長は人によって異なりますのであくまで個人の感想です。

クランク長が短くケイデンスをあげる方がいいとか

クランク長が長くゆっくりとしたケイデンスがよい方もいるでしょう。

しばらくは、クランク長はDOMANEを170.0mm、MADOMEは165.0㎜のまま乗りたいと思います。

自分が170.0mmのクランク長がいいのか、165.0mmがいいのかそれともその中間がいいのか

現状は所詮貧脚50才ローディーですので、ペダリングも下手くそなので力で回す方です。

今のところ力で回そうとすると、クランクは長い方がよいかもしれません。

車体のジオメトリや歯数や重さが違うのでクランク長単体での変化ではないです。

DOMANE AL4 GEN3

  • フロント:50/34, 170mm
  • カセット(スプロケット):11-32(11-12-14-16-18-20-22-25-28-32T) 10速

MADONE SL5 GEN8

  • フロント:50/34, 165mm
  • カセット(スプロケット):11-34(11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30-34T) 12速

 

走行性

DOMANE AL4 GEN3しかロードバイクに乗ったことない僕が感じた走行性は?

まだ、500kmほどしか走れていないです。

普段はDOMANE AL帰宅後と週末しかMADONE SL5 GEN8に乗っていないので

ファーストインプレッションになるとは思います。

巡航速度はDOMANE ALと違い

あまり頑張らなくてもMADONE SL5 GEN8は1度速度をあげれば

楽に巡航速度を維持できました。

シフトアップ毎にグングン速度が伸びていき

その速度を安定でき巡航性能は抜群でした。

加速後からの再加速もスムーズでドンドン伸びていく感じがしました。

クランク長の影響もあってか軽量からなのか

ケイデンスも90rpm程度を楽に維持できました。

また、ダウンヒルでは勝手にどんどん速度が上がっていくのを感じました。

DOMANE ALでは重さで下る感じがあるが、前からぐんぐん引っ張られるように速度が上がる。

若干怖さを感じました。

慣れれば怖さは感じなくなるだろうが、ファーストインプレッションでは怖さを少し感じました。

慣れてきてポジションも出たら、しっかりとレビューしたいと思っています。

 

10速から12速への恩恵

リアがTiagra10速から105 12速になりフロントを入れると20速から24速になりました。

ホビーライダーの僕では恩恵を今は受けれていないです。

そもそも、ロードバイクを始めて2年ほど初心者には恩恵を実感することはないかもしれません。

電動コンポーネントにすれば、シフトチェンジの回数が増えると聞きますので

差は感じられるかもしれません。

慣れればちょうどよいギア比にして足への負担も減るのかもしれません。

まだ、1か月ほど(500km)ほどしか乗っていないので長期レビューでまた紹介します。

ロードバイクは105以上と言う人もいるかもしれませんが、今のところそう感じたことはないです。

恐らく上位互換性があるので、Di2であれば上位互換を有効に使えるかもしれません。

機械式105だとある程度しか互換できるものが無い?

初心者ホビーライダーとしてはコンポーネントはアップグレードするつもりは今のところはない。

 

ロードバイク2台持ち

今回MADONE SLを増台したことで、使用用途によって使い分けしていこうと思っています。

同時に2台乗る事はできないので、必ず保管が必要になります。

保管場所の問題が発生します。

僕の家には現在

ロードバイク2台、ミニベロ1台、シティーサイクル2台所有

4人家族ですが、1人は大学の近くにアパート暮らしいるので3人暮らしです。

そのうちロードバイク2台とミニベロを1部屋に置いています。

一般会社員ですので、そんなスペースはなく

ロードバイクを2台上下でおけるスタンドを別途購入しました。

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ロードバイクを複数台購入の際は保管場所確保が必須です。

場所に困らない方もいらっしゃるとは思いますが、保管場所は購入前に検討することをお勧めします。

事前に検討していましたが、スタンドを買い忘れて翌日に慌てて注文しました。

余談

TREK直営店で注文すれば、送料無料で自宅に送ってもらえます。

 

アルミロードバイクをカスタムしてもよかったのでは?

アルミロードバイクをカスタムして軽量化すればよかったのでは?

恐らく、そう思われる方もいらっしゃるとは思います。

たしかに、ロードバイクはパーツをカスタマイズすることで軽量化はできます。

カスタムパーツは次にもしバイクを買った際にはそのまま載せ替えればいいですので

無駄にはあまりならない。

※カスタムパーツが次に購入するバイクに載せ替えが可能であればになります。

実際にカーボンホイールを最初検討していました。

ボントレガーでは最上位グレードのホイールで見積りまではしました。

こんなに嵌っているのであれば、ロードバイク新しく買ったらっと妻の後押しもあり

MADONE SL5 GEN8を購入することに決定しました。

最初からカーボンロードバイクを買っておけばいいのでは?

2年でアルミロードバイク・カーボンロードバイクと2台購入しました。

だったら最初からアルミロードバイクを買っておけばよかったのでは?

たしかにそうです。

お金に余裕があれば、選択肢としてカーボンロードバイクを初めから買ってもいいとは思います。

しかし、アルミロードバイクで始めてよかったと思っています。

ハイエンドカーボンロードバイクを買えるぐらい2台で使いましたが

アルミロードバイクで始めたことによって、乗る機会が増えていたと思っています。

カーボンロードバイクは一般会社員として高額です。

落車や転倒でバイクに傷がいったり、盗難のリスクを考えると最初は安いものがいいと思います。

乗らないのが一番もったいない。

実際にほぼ毎日乗る事ができました。

だからこそ、こんなに嵌っていったのだと思います。

基本的に一人でのライドですので、まずは乗る機会を自分で増やすしかない状態にも関わらず

これだけ乗り込めたのは、エントリーアルミロードバイクであったことが一つの要因となりました。

また、エントリーモデルで買う事でカスタムの変化を感じる事ができます。

タイヤをハイエンドのものにしただけで全く別物になったと感じたり

カーボンホイールの体験会でカーボンホイールの軽さと転がりをより感じられました。

最初からカーボンホイールやハイエンドタイヤであれば感じられなかった感動でしょう。

 

最後に

MADONE SL5 GEN8は初心者ホビーライダーにとっても非常に良い一台であると思います。

スポーツバイク(クロスバイクやミニベロも含む)に嵌った人なら、買って間違いのない一台だと思います。

ただ、アルミエントリーロードバイクでも楽に、速く、遠くへは行けます。

アルミロードバイクでもヒルクライムレースにも出ましたし、ロングライド(100km超)も行けています。

初めてのロードバイクをMADONE SL(ミドルグレード)やMADONE SLR(フラグシップモデル)で始めるのもよいとは思います。

個人的にはエントリーロードバイクから始める事を勧めたいです。

一番は乗る事が大事かと思います。

エントリーロードバイクで始めて、もし自身に合わなければ移動手段として使用すればよいと思います。

ロードバイクを本格的にやりだして

レース志向であればエアロ、ヒルクライム志向の方は軽量を選んで購入

どちらも一台で済ませたいのであればMADOMEは最適解なのかもしれません。

ただ運動不足だから始めたいって思っているのであれば、エントリーアルミロードバイクがおすすめです。

乱暴には扱わなくても気軽さは全然違うと思います。

しかし、いい機材は成長を早めます。

レースなどをゆくゆくはしていきたいと考えているのであれば、お金の許す限りハイエンドのものからスタートするのもよいと思います。

僕はもし嵌れば、DOMANE ALをセカンドバイクにする事を視野にいれて選択しました。

ダボもたくさんついているので、キャリヤなども後々つける事が出来るモデルを選んで正解と思っています。

ただ、MADONEに乗り出してこれがロードバイクかっと感じました。

「楽に、より速く、より遠くへ」がしっくりくることは間違いないと思います。

個性あるデザインや色など魅力に感じているのであればおすすめです。

正直なところ、見た目を重視するのが一番だと思っています。

スペックや価格だけでなく、見た目が好きなものを選ぶと乗っていて気持ちも上がりますし

ついつい写真を撮りたくなると思います。

色んな景色を背景にお気に入りのバイクを撮る事で、色んなところに出かけたくなると思います。

あくまで個人的な感想です。

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