MADONEは速い。でも正直「軽さはあるが、慣れが必要なバイク」だと思っていました。
50代になり、柔軟性や体の使い方が変わる中で、DOMANE AL4とMADONE SL5 GEN8に増台したものの、DOMANEのポジションに近い状態で乗っていました。
そんな中、乗り出して1か月と少ししかたっていないのが有料フィッティングを受ける事にしました。
結果は――同じMADONEとは思えないほど、全く別のバイクに生まれ変わりました。
この記事では、実際にかかった費用や時間、50代の体で何がどう変わったのか、そして「有料フィッティングはいらない?」と迷っている方に向けて、リアルな体験を正直にまとめています。
MADONEに有料フィッティングを受けた理由
DOMANEでは問題なかったポジションが、同じようなポジションだとMADONEでは微妙に合わない。
それはバイクの性能差というより、DOMANEとMADONEではジオメトリーが違うことが原因でした。
MADONEはより前傾・より攻めた設計。
50代の体では「何となく乗れる」状態になりやすく、
その違和感を見て見ぬふりすると、疲労や恐怖感として表面化します。
「せっかくのMADONEを、DOMANEと同じように乗るのは違う」
そう思い、有料フィッティングを選びました。
有料フィッティングの費用と内容は?
有料フィッティングのリアルな費用内訳
今回受けたのは PRECISION FIT(ROAD FIT)。
- フィッティング費用:20,000円(通常は30,000円)
- ステム交換:17,900円
- コラムカット代:6,000円
合計:約44,000円
DOMANEの時は値引き込みで7,800円(値引き額13,200円)でしたが、
価格改定により現在は 2万〜3万円帯が標準とのこと。
今回は一度受けていたため、最低価格で対応してもらえました。
フィッティングにかかった時間
- DOMANE時:約2時間
- 今回(MADONE):約1時間半
ペダリングはDOMANEを乗っていたこともあり問題なさそうなので不要だった分、
ポジション調整に集中した濃い時間でした。
DOMANEの時は、ペダリングや姿勢・クリート位置なども変更しました。
フィッティング当日の持ち物
- ビンディングシューズ
- サイクルジャージ(室内ローラー使用のため薄着推奨)
- サイクルボトル(500ml程度・※今回は忘れました)
有料フィッティングはいらない?意味ない?
「有料フィッティングは意味ない」
「ポジションなんて慣れでしょ」
そう思っていた時期が、正直ありました。
でも今回感じたのは、
フィッティングはフォームを直す作業ではないということ。
- 今の体
- 今の柔軟性
- 今のバイク特性
これらを前提に、
「無理なく力を出せる位置」を探す作業でした。
特に50代では
👉 若い頃と同じポジションが正解とは限らない
ここが一番大きなポイントです。
人によっても柔軟性やリーチなどでも大きく変わります。
50代の体の変化 × MADONEのポジション変化
DOMANEではできなかった前傾が可能に
今回の主な変更点は以下です。
- ステムを 30mm長く(今のステムは標準の90mmで120mmに)120mmがステムの限界
- スペーサーをすべて外し、ハンドル位置を最下限に(DOMANEでもスペーサーは入れていませんでした。それに加えステムをマイナス角度のものを使用しできるだけ低くはしていました。)
- シートポストを限界まで上げる(約3mm)これ以上上げるにはシートポストをロングに変える必要がある。DOMANEとは違いサドルとBBのジオメトリーが異なるので必然的に高くなります。
- STIレバーをわずかに内側。DOMANEはハンドルを変え360mm幅に変更していました。MADONEの標準のもので380mmでしたのでブラケット内側にし肩幅に合うようにしました。
結果、
より前傾なのに、なぜか楽という状態になりました。
下ハンドルが握りやすくなった理由
一番の変化はここです。
ステムが長くなったことで
サドルとハンドルの空間が広がり、
体が窮屈に折りたたまれなくなりました。
その結果、
- 下ハンが自然に握れる
- 肩幅のままブラケットが持てる
- 下りでの恐怖感が消えた
「下ハン=怖い」が完全になくなりました。
STIレバー位置の微調整が効いた
STIレバーを少し内側にするだけで、
肩や腕の余計な緊張が消えました。
これは数値ではなく、
実際に乗ってみないと分からない差だと思います。
ポジション変更ごのMADONEは同じロードバイクなのか?
正直、同じバイクとは思えません。
- フィッティング前:安心して長く乗れる
- フィッティング後:正しく合わせると気持ちよく速い
フィッティング後のMADONEは、
- *「自然に踏める速さ」*に変わりました。
有料フィッティングはこんな人におすすめ
- MADONEがきついと感じている
- 下ハンが怖い・使えない
- ポジション迷子になっている
逆に、
「今のポジションで何の不満もない」なら
無理に受ける必要はないと思います。
まとめ|50代こそフィッティングの価値が出る
有料フィッティングは安くありません。
でも今回、はっきり思いました。
👉 バイクを買い替えるより先にやるべきだった
MADONE SL5 GEN8は、
正しく合わせて初めて本性を見せてくれるバイクです。
50代になっても、
速さも、気持ちよさも、まだ伸ばせる。
その入口がフィッティングでした。



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